副業禁止の会社員が最初にFXを選んだ理由と本気の3年間

経験・体験・失敗

会社員として働いていて、「このままでいいのか」というモヤモヤを抱えたことはありませんか?

副業も禁止されている環境の中で、現状をどうにか変えたくて、ゆくばりが最初に飛び込んだのが「FX」でした。

今の投資スタイル(株式のスイングトレード)に落ち着くまでには、実は全く勝てずにボロボロになった3年間があります。

今回は、そのすべての原点である「なぜ最初にFXを選び、なぜそこまで本気で挑んだのか」について、当時の生々しい本音を書き留めておこうと思います。

もしかしたら、同じように会社員としてモヤモヤを抱えている人なら、共感してもらえる部分もあるかもしれません。

そもそもなぜ、一番最初に「FX」を選んだのか?

薬剤師3年目くらいの時に、薬剤師業も何となく分かってきて、ふつふつとある感情が沸き出てきます。

副業してお金を増やしたい!お金持ちになりたい!そんな気持ちになり、いろいろ調べ始めました。

その時は、まだ薬剤師3年目であることと、結婚もしておらず、子供もいませんでした。なので、プロフィールに書いている「FIREしたい」「子供の教育資金に惜しみなく使いたい」などの理由はこの時にはまだありませんでした。

そして、その中でなぜ株式でもなくFXだったのかというと、理由は正直めちゃくちゃミーハーで単純です。

  •  テレビで見た「数秒・数分で数十万円」の世界に圧倒された

「うわ、すげえ……!」の一言でした。自分もあんな風にサクッと稼いで、自慢したいという気持ちが正直ありました。

  •  土日以外は24時間いつでもチャンスがある

昼間仕事の本業がある身としては、深夜でもトレードできるという環境の良さと、土日祝日以外24時間取引ができるというのが最高に魅力的に見えたんです。「これならチャンスが無限にある!」と思っていました。

  •  レバレッジ25倍の破壊力

少ない資金でも大金を動かせる。当時のゆくばりにとっては、一攫千金を狙える最高の制度でした。

 そして何より……単純にかっこよかった(笑)

マルチモニターを並べて、チャートに向き合うトレーダーの姿に猛烈に憧れていたんですよね(笑)。

そんな憧れと勢いから、「よし、中途半端はやめて、とりあえず3年!本気でやる!」と心に決めました。

生半可な気持ちで始めたわけではありません。……まあ、日々のストレスからお酒だけは手放せなくて、毎晩のように飲んでしまっていましたが(笑)。

でも、お酒以外のリソースはすべてFXに全振りしていました。

参考書を読み漁り、動画を見て、さらには20万円のパソコンを買い、プリンターも買い、毎月5,000円のインク代を払い、膨大な反省ノートと分析ノートを作り上げました。

毎日、週足から5分足までのチャートを自宅のプリンターで印刷し、手書きで売買記録と改善点を書き込む。気づけば何十冊ものノートの山ができていました。

経費がバンバンかさんでいき、トレードでは負け続ける。お金も時間も削られていく、まさに地獄のように辛い日々でした。

それでも、あのとき全力で突っ走っていたのには、お金を稼ぎたいという理由のほかに、どうしても向き合わなければならない「自分のコンプレックス」があったからです。

全力でやった理由①:自分の人生に「本気」の証明が欲しかった

思い返せば、学生のころから何かに本気で打ち込んだことがありませんでした。

心のどこかでいつも「本気を出してるフリ」をしていたんです。テストで点数が悪くても、試合で負けても、「いや、俺は本気出してないから。本気出せばいつでもできるし」という冷めた言い訳をずっと用意して生きてきました。

甲子園を目指す球児や、一つのことにすべてを賭けている人たちを見るたび、「何も本気でしたことがない自分」がたまらなく惨めに思えていました。

「自分だって、本気を出せばできるんだ」ということを、誰かに対してではなく、自分自身に証明したかったんです。

薬学部に入り、薬剤師国家試験にも合格しました。でも、それは自分のやりたいことを突き詰めたというよりは、「周りの環境に合わせて、やらなきゃいけない勉強をのらりくらりとこなしただけ」でした。

周りからは羨ましがられるかもしれないけれど、自分の中には「自分の力でやりきった!」という充実感が一切なかったんです。

だからこそ、社会人になってからは、自分の意志で選んだ道で、死ぬ気で何かに挑戦してみたかったんです。

全力でやった理由②:あの人たちに「ギャフン」と言わせたかった

もう一つの原動力は、強烈な反発心でした。

世の中には、ちょっと立場が上だったり、変なプライドを持っていたりするだけで、その場の気分や感情のまま理不尽なことを言ってくる人たちがいます。

「こういう人たちと一緒に仕事したくないな」と思いながらも、自分の給料や会社的地位はその人たちより下。

「ムカつく! 絶対にギャフンと言わせてやる!」

「自分でお金を稼げるようになれば、こんな会社いつでも辞めてやる!」

そんな黒くてドロドロとしたエネルギーも、あのときのゆくばりを深夜のチャートに向かわせる大きな原動力になっていました。

結果として、FXは3年で引退したけれど

結果から言うと、プロフィールにも書いている通り、FXでは全く勝てず、約3年で引退しました。

現在、投資歴は9年になりましたが、あのときの3年間を振り返ると「あぁ、自分は人生で初めてあんなに本気で何かに挑んだな」と胸を張って言えます(お酒は飲んでましたけどね笑)。

勝てはしなかったけれど、「本気でやって、それでもダメだった」という現実を教えてくれたことは、ぼくの人生にとってもの凄く大きな財産でした。

何に挑戦したこともなかった自分のコンプレックスを、あの泥臭い3年間が少しだけ埋めてくれたんだと思います。

だから今でも、FXをやったこと自体は後悔していません。

もちろん、今からFXをむやみにお勧めすることもしませんし、向き不向きもあります。でも、あの経験があったからこそ、自分なりに泥臭く試行錯誤する力を学ぶことができました。

最後に:挑戦することに意味がある

自分で考えて、自分でなりたいものになる。

その手段や結果がどうであれ、自分の足で一歩を踏み出し、がむしゃらに挑んだそのプロセスにこそ、かけがえのない価値がある――ゆくばりは心からそう思っています。

FXで勝てずに挫折したあの3年間は、綺麗事じゃなく、悔しくて、情けなくて、泥だらけの失敗の連続でした。

でも、あのとき本気でもがいたからこそ、日本株の世界へ移行し、試行錯誤を重ねて、今の自分に一番しっくりくる「スイングトレード」というスタイルにたどり着くことができたと思っています。

失敗してもいい。遠回りしてもいい。

大切なのは、誰かの敷かれたレールの上ではなく、自分の意志で選んだ道に本気で挑戦し続けることだと思います。

今、もしみなさんが直面している壁や、なかなか結果が出なくてモヤモヤしている時間も、未来の自分を作る最高の一歩になっているはずです。

明日からまた、それぞれのチャートや日常に向き合っていきましょう。

みなさんの挑戦が最高の実を結ぶよう、心から応援しています。一緒に一歩ずつ、進んでいきましょう!

泥臭くもがいたその経験は、絶対に無駄にはならないと思います。

みなさんの人生が少しでも有意義なものになるように、これからも一緒に挑戦を繰り返していきましょう!

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