PERは15倍未満が割安基準?本で読んだ知識と、ゆくばりが実際トレードして分かったリアル

指標の解説・基準

みなさんご存知、ファンダメンタルズ指標のPER(株価収益率)は見ていますか?

PERは、企業の利益に対して株価が何倍まで買われているかを示す指標で、「株価が割安か割高か」を測るためのものとしてよく使われます。利益から見たときの株価の割安度をパッと知るための、とても有名なバロメーターですね。

みなさんこの指標どう使うの?ってネットや投資の本を開くと、よく「PERは15倍未満(あるいは20倍以下)が割安の目安!」みたいなことがでてきますよね?

ゆくばりも株を始めた頃はそれを素直に読んで、「よし、じゃあ15倍未満の株を探そう!」とノートにメモしていました。

……が、実際にトレードを重ねていくうちに、いつの間にかゆくばりの中での目安は「30倍未満」に変わっていきました。

なぜ本に書いてあった「15倍未満」から基準が緩んだのか?

理由はシンプルで、

  • 15倍以上でも全然上がることがあるのが分かったから
  • 15倍以下をスクリーニングすると思ったより銘柄数が少ないから

スイングトレードは数年、数十年持つ長期スタイルではなく、数日から数週間、早ければデイトレードのようなことをすることもあります。

その場合、中長期な指標のPERはあくまで目安であり、それを絶対の根拠にするというよりは、「安心安全という背景を得るために基準としている」ところがあります。
15倍未満だけでスクリーニングをかけたりすると、せっかく大事な優良株を見落としてしまうんですよね。

だからといって、目安となる15倍を完全に無視することはできません。

実際、本で読んだことを素直に受け取るタイプなので意識はするのですが、日々のトレードや銘柄選定を重ねていくうちに、現在は約30倍くらいまでを許容範囲にするというところで落ち着いています。

これは、実際にチャートに向き合ってトレードしていく中で「自分はどこまでリスクや株価の勢いを許容できるか」という話になってくると思います。ぜひご自身でもトレードをしていきながら、自分なりの目安というものを見つけられるといいですね。

具体的に、15倍未満に縛られていた頃は次のようなもどかしさを感じていました。

  • 15倍未満のガチガチな割安株ばかりを追っかけていると、チャートの形がパッとしなくていつまでも動かない銘柄に捕まることが多い。
  • チャート(テクニカル)を見ていると「PERは高めだけど、今まさに上昇トレンドの波に乗っている!」という絶好のタイミングに出会うことがある。
  • 「PERが15倍超えてるから……」と指をくわえて見送っていたら、そのままズルズル上にいってしまって悔しい思いをしたことも何度もあった。

もちろん本に書いてあることは大正解の基本なんですが、スイングトレードで「今まさに勢いに乗っている株」や「チャートがめちゃくちゃ綺麗なアップトレンドの株」を探していると、自然とPERが15倍以上になってくることもよくあります。

「じゃあ30倍以上なら絶対買わないのか?」というと、それもまた違って、チャートの形や他の条件が良ければ30倍以上の株を買うことも普通にあります。ただ今のところ35倍以上は手を出したことはないです。

それは、大体目安30倍未満の株で、テクニカル的に買いシグナルが出てくることが普通にあるからです。だからわざわざ35倍以上のものに手を出す必要はないって感じですね。

ただ、実際に手を動かしてトレードしていくうちに、自分のスタイルや心地よさに合わせて基準って少しずつ変わっていくんだなと実感しているので、今後も変わってくるかもしれません。

本とか他の人に聞いたことに縛られずに、実際のチャートの形や自分の感覚と擦り合わせていくのがスイングトレードの面白いところだなと感じています!

今のゆくばりにとって、PERは「絶対買っちゃダメなボーダーライン」ではなく、「この株、今どれくらい注目されて熱くなってるかな?」という温度計みたいな存在です。

ゆくばりがPER15倍以上でもっている株3つ紹介(2026/8/28現在)

実際にゆくばりがどんな銘柄を保有しているのか、実例をご紹介しますね。

  •  しずおかFG(約16.8倍)

2025年1月から保有している、唯一プラスでの塩漬け(長期保有)となっている銘柄です。ちなみに2025年1月頃のしずおかFGのPERは約11倍〜13倍台を推移していました。

さらに、このしずおかFGをテクニカル的に分析して購入した背景を知りたい方はこちらの記事へどうぞ 👉 【唯一の含み益長期保有!しずおかFGの保有根拠と今後】

  • TBSHD(約19.1倍)

15倍未満ではないですが、長期的な指標で見れるPBRが0.57倍と割安基準となっていることからも、長期保有でも全然できる銘柄ということで保有しています。

  •  三菱電機(約23.4倍)

保有している銘柄の中ではかなり高いですが、圧倒的な時価総額による安心感抜群の銘柄です!三菱というブランドもあるので、長期保有となっても特に問題ないと考えています。唯一の懸念材料は配当利回りがやや低いところくらいですね。

そしてもちろん、ゆくばりは【投資スタイル】の記事に書いてあるとおり、これ(PER)だけで銘柄を決めている訳ではありません。PBR、ROA、ROE、配当利回り、時価総額も加味して、さらにはテクニカル分析も組み合わせてトレードしています。

今後もこうした指標の発信をしていけたらと思います。

ゆくばりもまだまだ試行錯誤中ですが、自分なりの基準をアップデートしながら、これからも楽しくトレードしていきたいと思います!お読みいただきありがとうございました!

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