初めて投資の世界へ飛び込んだ2017年。あの頃は、「これから自分はめっちゃ稼いで億万長者になるんだ!」と、胸を膨らませて意気揚々と挑み始めたのを覚えています。
どうして当時、投資のなかでもFXを選んだのかが気になる方は、ぜひこちらの記事ものぞいてみてくださいね。【👉副業禁止の会社員が最初にFXを選んだ理由と本気の3年間】
最初に口座を開設したのは「YJFX」でした。選んだ理由はキャッシュバックとトレードするごとにTポイントが貯まる制度があったことです。トレードをすればする程、利益もポイントも手に入る!最強じゃん!って思ってました(笑)。
そして、記念すべき(?)最初の取引を開始したのは2017年8月21日のことでした。
その後もいろいろな口座を調べては、「DMM FX」でキャッシュバックを狙い、「ヒロセ通商」ではトレード回数に応じてもらえる景品につられて……と、2017年8月から一気に3つの口座を開設しました。
当時の数ヶ月間の結果がこちらです。
- YJFX: -25,216円
- DMM: -766円
- ヒロセ通商: -15,515円
合計: -41,497円
意気揚々と進めた結果がこれです。
金額自体は、人生が揺らぐような大金ではないかもしれません。ただ、当時は「負けるって言われてるから、ここから巻き返して成功していくはずだ!大丈夫、これからだ!」と、必死に自分を奮い立たせていました。

事細かな記録、過去の自分を大公開

※上の画像はFXをやっていたころに書いていたフォルダの中です(これも一部ですが…また2026年9月13日作成の時に上書きを押し日付変わってしまいました💦)
FXを始めた頃、さまざまな投資本を読み漁る中で、「記録をつけること」や「その日のトレードを反省すること」の重要性を学びました。そのため、最初からずっとノートに記録をつけ続けていました。
当時は、チャート画像をプリントアウトして切り取り、エクセルで作成した売買記録の印刷物と一緒に、A4のノートにペタペタと貼り付けていました。
出来上がったそのノートは、FXから離れて数年が経ち、引っ越しのタイミングで「もう二度と見返すこともないだろう」とすべて捨ててしまいました💦。
ただ、幸いにもエクセルのデータ自体は残っているので、今回はかなり恥ずかしいですが、その一部をここに公開したいと思います。
【エクセル記録2017年9月18日分】

売買記録、ロット数、トレードのシナリオ、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析、反省、改善点……。とにかく事細かに、笑えるくらいびっしりと書き込まれています。
この頃のゆくばりは、「この反省文を書き続けていれば、いつか必ず勝てるようになるんだ」と本気で信じて疑わず、必死にペンを走らせていました。
中には、当時の感情や反省を書く欄にこんなことが書いてありました。
「FXで負けたイライラから、今の妻や職場の人に当たってしまった。それが原因でさらに精神的に追い詰められて負けた」
今になって振り返ると、本当にわがままで自分勝手な理由で周りを巻き込んでいたんだなと、恥ずかしさがこみ上げてきます。
これを書いていればいつか勝てるようになると思い込んでいた、典型的な「お花畑人間」でした(笑)。
数々のトレードに対して自分なりの考察や反省を並べていますが、今になって見返すと「それってただの結果論だよね」と思うことばかりです。
9年経った今でも、「あそこでこうしておけばよかった」と、いわゆる「たられば」の愚痴が出てしまうことはあります。ただ、当時に比べれば「相場にはどう転ぶか分からない未来があるんだから仕方ない」と、少しは割り切れるようにはなってきました。
とはいえ、頭では「結果論と割り切る」「起きたことに納得する力」が必要だと分かっていても、それを心の底から腹に落とし込むのって、本当にめちゃくちゃ難しいことですよね。
苦い思い出:情報商材の購入と現実
そしてこの年には、お決まりのように情報商材にもしっかりと手を出してしまいました。
ネットのブログを読んで、「この人は信用できる」「この人のトレード手法さえ手に入れれば、自分も勝てるようになるかもしれない」と思い込み、5万円もする情報商材を購入したのです。
ただ、いざ中身を開いてみると、どこかの教科書に載っているような基礎的な内容ばかりで、すでに知っているようなことのオンパレードでした。
肝心の手法といっても、「切り下げラインを抜けて、1本の水平な移動平均線をローソク足が上抜いたらエントリーする」という、今思えばシンプルなものでした。
読みはじた段階で、「あ……これ、騙されたかも」と冷や汗をかいたのを今でも覚えています。そして案の定、それで勝てるようになるわけもなく、全く何の参考にもならなかった苦い記憶です。
いろんなトレーダーの方が口を揃えて言う「最高の教科書は相場である」という言葉。
あれはまさしくその通りだなと、身をもって痛感しました。本に書いてある文字をなぞって実践しても、やっぱり簡単には上手くいかないんですよね。
相場という世界は上がるか下がるかの二者択一ですが、そこに人間の性格や心理が複雑に入り交じるからこそ、一筋縄ではいきません。
だからこそ、自分の生活スタイルや性格のクセをちゃんと加味したうえで、「どうやって自分なりに上手く立ち回っていくか」は、自分で模索して見つけていくしかないのかなと思っています。
同じチャートを見て、同じ勉強をして、同じような場面に出くわしても、「自信満々にエントリーできる人」と「怖くて見送ってしまう人」がいます。でも、自分が「ここなら自信を持って入れる」と思えるポイントは人それぞれ違うはずです。十人十色のやり方があるからこそ、「誰がやっても絶対に勝てる魔法の手法」なんてものは存在しないんだと実感しています。
もしそういう聖杯を探し回るくらいなら、無理に個別株やFXをせず、インデックスファンドでコツコツとつみたて投資をしていた方がよっぽど穏やかで確実かもしれません。
ただ、ゆくばりは、自分の人生の舵を自分で握り、試行錯誤しながら稼ぐ力やお金と向き合う力を身につけていくプロセスこそが、「有意義な人生」をつくり上げていく上で大事だと考えています。だからこそ、時間のない日々のなかで結果を出していくためには「積極性」が不可欠だと思っています。
(※積極性や、スイングトレードというスタイルを選ぶ理由について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ👉ゆくばりの投資スタイル)
2017年を振り返って
この2017年の8月から始めたトレードでの収支は、トータルで-4万円ほど(8月~12月の期間)でした。
数字上の負け金額だけで見ればそこまで大きくはないかもしれません。ただ、実際にはトレード以外にかかった経費もバカになりませんでした。
「よし、やるぞ!」という気合を込めて奮発して買ったパソコンに約20万円、プリンタに1万円、毎月のインク代や紙代などなど、見えないコストがかなりかさんでいました。
額面としてのマイナスは大きくなかったものの、負け回数が多すぎて、パソコンの前でガックリと肩を落とす日々は数え切れないほどありました。
それでも、年末の時点ではまだ始めてから3ヶ月ちょっと。「まだ始まったばかりだし、これからだ!」という妙なエネルギーと期待感を胸に、2018年に向かって歩みを進めていきました。
数年後にはきっと億万長者で、敏腕トレーダーになっているはずだ――。そんな甘い夢を本気で見ながら…

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